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参議院福岡選挙区の最新情勢

2019年6月28日 09:35

DSC05961.JPG 圧倒的な強さでリードを広げる自民党に対し、激しく二番手争いを展開する立憲民主と公明――。
 26日に国会が閉幕し、「7月4日公示・同21日投開票」の参院選に向けて各党がしのぎを削る中、直近で自民党が行ったとされる福岡選挙区の情勢調査結果が明らかとなった。
 一本化に失敗したことで注目される旧民進党系、立憲と国民民主の闘いの行方は……。


■自民・松山の安定した強さ
 「自民、公明で過半数確保」(安倍晋三首相)を目指すに与党に対し、立憲民主、国民民主、共産、社民、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の野党5党派は32ある「1人区」の全てで候補予定者を一本化。安倍政権打倒に向けて共闘する構えだが、福岡や静岡といった複数区では、立憲と国民民主が醜い野党間バトルを展開する事態となっている。

 最新の情勢調査結果では、4選を目指す自民党の松山政司元一億総活躍担当相が大幅リード。再選を狙う立憲民主の野田国義氏と公明新人の下野六太氏が、2番手を争う状況となっている。共産新人の河野祥子氏がこれに続き、国民民主の新顔・春田久美子氏が追い上げを図るといった状況だ。

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■苦しい国民民主
 県連レベルで候補者擁立を見送った国民民主は、党本部主導で元裁判官の弁護士・春田氏を擁立。旧民進党から分かれた立憲と国民民主が、1議席を争う格好となっている。野党陣営の中からも共倒れを懸念する声が上がっていたが、野田氏は安定した支持を得ており、その心配は杞憂に終わりそうだ。

 下の表は、別の政党が5月に行った情勢調査の数字。この時は、国民民主の春田氏擁立は決まっていない。今回の調査結果と比較すると、正式に立候補表明した春田氏が2ポイント増やしたのに対し、野田氏の支持は横ばいで推移していることが分かる。野田氏が大幅に票を減らすことはない、ということだ。

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 ある県政界関係者は、今回の情勢調査についてこう話している。
「松山のトップは決まったようなもの。報道各社が行っている世論調査の政党支持率からいっても、順当な結果だ。野田と下野が二番手争いだが、公明のエンジンがかかるのはこれから。下野はまだ伸びるはずだ。
 野田と春田の共倒れを心配する声があったというが、そんなことには絶対にならない。一時下降気味だった立憲への支持は、ここに来て回復しており、全国的に堅調。しかも、野田は早い時期から県内各地で街頭活動を行ってきており、これがずいぶん効果をあげている。共産がどこまで伸びるか分からないが、春田はそれ以下で終わる可能性さえある。いずれにしろ、上位の顔ぶれは変わらないだろう」



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