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「ゆすり、たかりと同じ」 鹿児島県知事の強引なカネ集めに批判沸騰

2018年6月21日 08:00

dbcab93bf5ee60df12d0b2f26573207047e2f751-thumb-260xauto-21727.png 三反園訓鹿児島県知事陣営による強引なカネ集めの手法に、県内の関係者から批判が噴き出す状況となっている。
 問題となっているのは、同陣営が7月に計画している政治資金パーティー「三反園訓知事を励ます会」の案内文書。今月中旬頃から県内の業界団体や企業などに届きはじめたというが、励ます会への参加を呼びかける文書に同封されていたのは、非常識な枚数のパーティー券だった。
 多くの関係者から、「知事の立場を利用した押し売り」「ゆすり、たかりと同じ」といった怒りの声が上がっている。

■20,000円のパーティー券5~10枚を押付け販売
 下が、知事の資金管理団体「みたぞのさとし後援会三訓会」が主催する『三反園訓知事を励ます会』の案内文書(画面クリックで拡大)。就任以来の実績を強調し、励ます会への参加を呼びかける内容だ。

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 発起人は、商工会や農協、県議会などの主要団体、組織の代表者23人。「発起人は団体としての参加があたりまえ」(池畑憲一前県議会議長・県観光連盟会長)のはずだったが、補助金受給団体などが発起人になることを厳しく批判したHUNTERの報道を受けて、代表者個人の資格で発起人に加わった形に変わっている。それでも、案内文書に業界団体の名称がズラリと並ぶのは、首長の政治資金パーティーとしては極めて異例。露骨な利益誘導ともとられかねない強引なカネ集めだ。

 さらに問題となっているのが、案内文書に同封されたパーティー券(下の写真)の枚数。企業、団体ごとに5枚から10枚入っており、受け取った側の怒りを買う事態となっている。パー券は1枚20,000円。5枚買うと10万円、10枚だと20万円というバカにならない支出だからだ。

20180621_h01-02.jpg

■企業関係者から厳しい批判
 パー券を5枚送りつけられた企業の幹部は、こう憤る。
「5枚全部買えということだろう。断れば何をされるか分からないから仕方なく買うが、非常に不愉快だ。知事の権限を使った押し売り。強要だ。歴代知事は、こんな強引なカネ集めなどしなかった。三反園知事本人が指示しているのか、下心のある財界人が主導しているのかわからないが、次の知事選は絶対別の人間に投票する」

 パー券10枚を押し付けられたある業界の代表者も、異常なカネ集めだとして厳しく批判する。
「2月に還暦祝いで1万円とられたばかり。これではまるでカツアゲだ。うち(の団体)には、10枚買えと言ってきた。20万だ。冗談じゃない。異常。買わないと言ったら、仕事で干されるのは確実。これはやっぱり権力を利用したカツアゲだろう」

 所属団体の代表者が発起人に名を連ねる企業の社長は、三反園知事自身に批判の矛先を向けた。
「『実行委員会がやっていること』、としてとぼけても遅い。これは知事本人のカネ集めだ。自らの立場をわきまえているなら、補助金や請負絡みの団体の名前は出してはいけない。発起人に主要な団体の名称を並べたのは、より多くのパーティー券を売りやすくするためで、愚劣なカネ集めの手法というしかない。みんな、県が怖いから渋々パー券を買うしかない。私らは被害者。加害者は三反園訓だ」

 取材してみると、送りつけられたパー券はいずれの企業、団体に対しても5枚、10枚があたりまえ。怒りの声が上がるのは当然だろう。5枚のパー券を送りつけられた別の企業経営者は、「ゆすり、たかりと同じ。絶対に買わない。業界の仲間も、皆怒っている」と激しく反発する。

 三反園氏が2期目に挑むとすれば知事選は再来年。常識的に考えて、いま現在の政治活動に多額の資金が必要というわけではあるまい。関係者によれば、2,000人の参加者を目指すとしながら、パー券自体は3,000枚を目標に売りつけるのだともいう。
 ペテン師知事とその取り巻きは、多額の政治資金と引き換えに、肝心の「支持者」を失っている。



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