先週、永田町の議員会館にある国会議員の事務所に、小沢一郎元民主党代表の夫人が書いたと報じられている手紙のコピーが次々と送りつけられた(写真)。週刊誌の発売から日も浅いこと、11枚とされた手紙のすべてが揃っていること、差出局が封筒によって異なっていること等々から、一連の動きが用意周到に準備されたものであることが分かる。謀略であることは疑う余地がないが、プライバシーを利用して増税反対の正論を葬り去ろうとする企てには共感できない。