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国民と乖離する「国会」

2011年12月22日 12:30

 デフレ脱却への処方も示せぬまま、増税やTPPに前のめりとなった野田政権。国民の望まぬ方向ばかりを目指す政治の在り様に不信が募るばかりだ。
 増税の前提にあるのは「財源不足」という大きな課題のはずだが、足もとへの配慮だけは過分過ぎるほどに行っている。

 写真のヘルメットは今月はじめに永田町にある衆議員会館の議員事務所に配られた「備品」。与野党全ての衆院議員の部屋に、それぞれ4個が届けられたという。国会議員、政策秘書、第一秘書、第二秘書の4人のためということなのだろう。

ヘルメット  議員会館

 ヘルメットくらい自分たちの金で買えそうなものだが、なぜか永田町では、こうした「心配り」だけは行き届いている。

 度々報じてきたが、衆・参合わせて3棟の議員会館建設に対する1,700億円にのぼる支出などは、どう考えても「ムダな公共事業」の典型だ。

 来年2月には衆議員会館の事務所に貸与してある2台のパソコンを新品に替え、さらに1台追加して、3台になるのだという。
 衆院は480が定数であり、×3台というと計1,440台のパソコンが購入される計算になる。
 コストを気にしない体質からして、億単位の税金が費消されることになる。

 公務員舎宿の問題ばかりが問題になってきたが、国会議員への特別待遇を慎もうという声は残念ながら少ない。霞ヶ関ばかりではなく、永田町も国民とはかい離した存在ということになる。

 ちなみに、議員事務所に配られたヘルメットは、どう見ても1個数千円程度のものだった。



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